意識を向けると気づきがあるんです！
こんにちは。
May's + 海野です。
昨日は、前回の記事でご案内した
『センスフェア』が開催されました。
あいにくのお天気となりましたが
大勢の方にご来場いただきました。
会場はこんな雰囲気でしたよ。
↓ ↓ ↓
私もプランナーとして数名の方に、
ハッピーエンディングカード体験を
ナビゲートさせていただきました。
その中で感じたことを
お伝えしていこうと思います。
老後への意識がある方・ない方の違い
昨日、対応させていただいた方の中で
特に印象的だったのは、最初の方と最後の方。
とても対象的だったからかもしれませんが。
最初の方は、山梨から来られた70代中頃の男性。
奥様に半ば強引に連れられての
カード体験（笑）
一応、一通り頑張ってやってくれました。
最後に数枚のカードがリスクとして
残りましたので、特に今ご心配なものは
どれかを尋ねると…
「う〜ん、別にないよ」と言うお返事。
カード体験中も、
「まだ、あるの？？」なんて発言もあり
もう、早く終わりたいオーラ全開！
そんな胸中を察し、
あまり引き延ばすことなく
満面の笑みと、丁寧な対応、
そして、当たり障りのない
短めなアドバイスをもって終了となりました。
無料体験あるある、だなぁ…と
感じたお一人目対応後の感想でした。
そして、最後の方は
同じく70代中頃の女性。
こちらの方は、カード体験中も
内容への質問があったり
とても一生懸命体験されていました。
最後に残ったリスクのカードは
ご自身で解決できそうな分類の方が
多かったため、特に不安や心配なことは
何かをお聞きしたところ、
やはり、最近問題となっている
『老後に必要な資金は2000万円』という事から
老後資金の準備と介護に関することを
おっしゃっていました。
カード体験中は、加入されている保険は
ご自身のセカンドライフに見合った内容か？
というカードの選別に少しの迷いがあったようで
「保険はたくさん入ってるけどねぇ…
まぁ、多分見合ってると思うなぁ…」
というひとり言。
こちらも深くお話をお伺いできたら
何か違う気づきがあったかも…と
終了後、少し反省しました。
このお二人の違いは
普段からあまり意識されることなく
ほとんどを人任せにされているか、
少しでもご自身の老後というものに
意識を向けられているか、ということ。
本当に対象的なお二人だった訳ですが
女性の方とお話を進めるうちに
驚きの事実も判明しました！
資金計画は、きちんとした収入と支出の把握から
その方は、生活資金を心配されていましたが
ご本人曰く…。
「住居費や水道光熱費は毎月ほぼ同じくらいの
金額だから、だいたい把握できているんだけど
食費や交際費がねぇ……」と。
よくよくお話をお聞きしてみると、
ご自身でご商売をされていることもあり
お家に人がくれば、十分なおもてなしを
してあげたいし、商売をしている以上は
人脈も必要だから、どうしても外での
飲食費・交際費はかかってしまう、とのこと。
そして、驚いたのは
毎月、結構多額な出費という自覚はあるのに
その金額を把握していないとおっしゃるのです。
だから、老後に必要な資金を計算しようにも
現状がわからないから計算できない…と（汗）
FPでもある私としては、
まずは、具体的な数字を把握しましょう、としか
言えませんでした。
今は、なんとなく賄えていて
毎月の出費が難なくできていても
数年後、気づいた時に「あら、大変！」では
済まないんですよ、と。
具体的な数字がわかれば
対策も立てられます。
今のおつきあいを全てやめる必要はないにしても
回数を減らすとか、金額を抑えるとか
考えることができてきます。
ご自身だけでは無理なのであれば
ご家族に協力をお願いしてでも
とにかく、支出の正確な集計を出しましょう、と
お話させていただきました。
意識を向けることで見えてくるもの
体験終了後に、その女性の方から
改めて現状の生活費を見直す必要があることに
気づくことができた、という
ありがたいお言葉をいただきました。
少し曇りがちな表情をされていた
一瞬もありましたが
最後は笑顔で「ありがとう」と
言っていただき、とても嬉しい瞬間でした。
お金のことだけではなく、
普段の何気ない生活の中でも
自分自身がアンテナを張り、
意識を向けられると見えてくるものは
必ずあります。
私自身も、とても貴重な経験を
させていただきました。
まだまだ、足りない部分も多くあり
さらなるスキルアップが必要だということも
わかりました。
とても有意義な一日となった
昨日のセンスフェアでした！
