エンディングノート比較してみました
こんにちは。
May's + 海野です。
最近、私のまわりで
エンディングノートを書いてみようかな
という声がしばしば聞かれます。
それだけ終活というものに
意識を向けている方が
増えているように感じます。
このブログの過去記事でも
エンディングノートについて
取り上げたことがあります。
今は、有料で販売されているタイプ、
無料でダウンロードできるタイプと
実に多くの種類のエンディングノートが
存在するようになりました。
そこで、今回はいくつかの
エンディングノートの比較を
していきたいと思います。
有料で購入するタイプ
実際に本屋さんの店頭にも
Amazonなどのインターネットショップでも
非常に多くの商品が並んでいます。
あまりに多すぎてどれを選べば良いのか
迷ってしまいますよね。
その中で、私自身が見て
見やすい、書きやすいと感じたものと
終活アドバイザー協会で販売されているものを
ご紹介しようと思います。
◆もしもの時に役立つノート
コクヨ株式会社
https://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/life-event/ending/
定価:1,550円
ページ数:64ページ
こちらは実際に購入して
手に取ってみました。
印刷はオレンジ系の色を使用した
2色刷り。
使用されている紙質は
コクヨ帳簿紙を採用。
厚めの紙質でしっかりしています。
長期保存にも適しているようです。
私個人の感想としては、
見出しの位置、文字の大きさ・配列
各項目の間隔など
とても見やすくて書きやすい印象でした。
イラストも適所に配置されていて
文字ばかりがずらっと並んでいない
ところも見ていて疲れないですね。
記入に際してのヒントや
豆知識なども記載されていて
親切設計であると感じました。
◆ら・し・さノート
NPO法人 ら・し・さ
https://www.ra-shi-sa.jp/ending-note/
定価:500円
ページ数:45ページ
こちらは終活アドバイザー協会の
母体である、NPO法人ら・し・さで
販売されています。
先ほどのコクヨのものと
比べると少々大きめで
A4サイズです。
印刷は白黒のみの印刷です。
サイズ自体が大きめなので
文字も大きくかなり見やすいです。
ただ、完全水平に見開きができないので
多少書き辛さはあるかもしれませんが
それほど気にはならない程度かと思います。
監修にFP(ファイナンシャルプランナー)が
携わっているだけに、内容としても
その視点が強い印象です。
記入箇所はコンパクトにまとめられていて
どちらかというと、記入方法や
一言コラム、豆知識的なものが
多く採用されている印象です。
書店等では購入できませんので
直接購入サイトからの注文となります。
(送料などがかかります)
無料ダウンロードするタイプ
インターネットが使用できる環境があれば
この無料ダウンロードタイプも
様々なサイトで発信されています。
エンディングノート 無料
などで検索すると多くのサイトを
見つけることができます。
私も実際にいくつかダウンロードして
内容を比較してみました。
それぞれ発信元の特徴が表れていて
個人の歴史やこれまでの軌跡に
多くのページを費やしていたり
将来の相続や葬儀などの
手続きに関する項目が多かったり
自分自身の夢や希望を記載する
ページが設けられていたり
それぞれの強い個性を感じました。
ダウンロードタイプでは
PDFのデータが多いですが
中にはエクセルやワードのデータで
ダウンロードできるものもありました。
PDFデータの場合は
編集できるソフトをお持ちの方は
少ないかと思いますので
印刷後、手書きになるのではないでしょうか。
エクセルやワードの場合も
直接データの編集はできますが
他人が作成したデータというのは
作成者のクセや設定されている
書式等もあり、編集途中で
レイアウトが乱れたり
思うように入力できなかったりする事も
あるかと思います。
一方で、ページごとに
印刷する事も可能ですので
ご自身で必要な部分のみを
印刷して活用する事ができるのが
ダウンロードタイプのメリットでもありますね。
オススメなのは?
以上、有料タイプ・無料タイプと
ご紹介してきましたが
実際どれがオススメなのか?
結論を申し上げますと
あなたご自身の好みや
費用をかけるか、かけないかの
価値観に寄るところが大きいのでは
ないかと思われます。
選択のポイントとしては
内容をご覧になった時に
「よし、書くぞ!」という
意欲が湧くか、という点。
あまりにも文字ばかりが
羅列されていては
見ているだけで疲れます(汗)
そして、パソコンがあまり
得意ではない方は
ダウンロードタイプは
オススメできません。
上でもお伝えしたように
出来上がっている書式に
ご自身で追加入力していくのは
大小合わせてトラブルが
起こりやすいものです。
そうなった時に
自分で解決できるようなら
良いのですが、そこで挫折してしまうのは
とても勿体無いことです。
せっかく、エンディングノートを作る、
という積極的な気持ちになったのですから
ご自身が無理なく続けて
作成できるものがベストだと思います。
今回お伝えした、
それぞれの特徴やメリット・デメリットが
多少でも参考となりましたら
幸いです。
あなた自身が伝えたい
メッセージが届く
エンディングノートになりますように!