高齢運転者のリスク〜他人事ではないですよ

こんにちは。
May's + 海野です。

 

新しい時代の幕開けですね。
それと同時に私自身も
また一つ歳を重ねました。

 

これからの、この令和という時代を
自分らしく、なりたい自分で
生きていけるように
日々是精進で過ごしていきたいと
誕生日に新しい時代の幕開けとなった
今日、改めて感じています。

 

そんな、本日のブログは
高齢ドライバーのリスクについて。
(改元とはあまり関係ないですが…)

 

私自身、車のない生活は
考えられない毎日を過ごしていますが
そのリスクについて考えてみます。

 

増え続ける高齢者が起こす事故

 

最近の新聞やニュースでも
頻繁に取り上げられていますね。

 

先日、報道番組で
実際の高齢者が運転する車の
映像をいくつか目にしました。

 

高速道路への逆走、
脇道から突然の進入、
店内へのツッコミ
横断歩道への暴走…など。

 

まだ、判断能力が衰えていない
今の自分から見れば
ありえないことだと
思ってしまいます。

皆さんも、そんな風に
感じませんでしたか?

 

でも、実際に運転されていた
高齢者の方自身も
まさか、自分がそんなことを
するはずがない、と
思っていたはずです。

 

歳を重ねるごとに
運転技術や判断能力、
視野や視力の低下、
そして認知機能などが
衰えていくのは
避けられない現実です。

 

当たり前のことですが
何かが起こってしまってからでは
取り返しのつかないことも
あるのです。

 

そのリスクをどう考えますか?
ご自身で対策できること
ありますよね?

 

高齢者の運転免許更新

 

このように多発する
高齢者の事故により
運転免許更新の手続きも
変わってきています。

 

下の図は、静岡県警察による
高齢者(70歳以上)の免許更新時の
手続きを表したものです。

 

免許更新時の年齢が
70歳以上の方は
事前に上記の高齢者講習を受けていないと
免許の更新ができません。

 

また、75歳以上になると
高齢者講習の他に
『認知機能検査』を受け、
その判定により講習内容が
変わってきます。

 

この認知機能検査で
「認知症の恐れがある」と
判定された場合は、医師の診断書を
提出し、認知症であると診断されたら
運転免許の取り消し対象となります。

 

高齢者講習は、実車指導もあるので
自動車教習所で実施されます。
(運転免許センターや警察署ではありません)

 

いずれも、事前予約が必要で
現在は、かなり混み合っているようです。

 

70歳以上の方で、
免許更新を予定されているようなら
通知が届いたら早めの行動が
必要ですね。

 

免許証の返納はお財布にもやさしい?

 

私の父は、84歳の時に
免許証を自主返納しました。

 

84歳って結構遅いですよね。
娘としては「おいおい…」と
思い続けていました。

 

話としては、何度も出てきて
恐縮ですが、とにかく頑固オヤジで…

それまでも、何度も何度も
運転をやめるように言っていたのです。
まぁ、言うこと聞きませんでしたね(笑)

 

それが、結局自分で決めたら
早かったです…行動が。

 

この自主返納について
少しお話ししておきますね。

 

ご自身の運転免許有効期間内に
警察署に申請します。

 

・免許の取り消し処分の対象者
・免許停止処分の対象者
・免許停止期間中の方

などは、申請することができませんので
ご注意ください。

 

自主返納された方は
手続きから5年以内であれば
『運転経歴証明書』の
発行を申請することができます。

 

運転経歴証明書とは?
以下にまとめましたので
ご確認くださいね。

 

運転経歴証明書

✅取得期間 :運転免許の自主返納後5年以内
✅交付手数料:1,100円
✅申込窓口 :各地の免許センター・警察署
✅特典制度 :証明書提示により割引などのサポートあり

*地域によって異なりますので、お住いの警察署等ご確認ください

 

免許証を返納後、申請すると
上記のサービスを受けることが
できる訳ですが、

それ以外にも車を手放すことで
お財布にやさしいこと、ありますよね?

 

車を所有して運転する毎日であれば
当然維持費などがかかります。

 

・ガソリン代
・点検費用
・車検代
・自動車税
・自賠責保険料
・任意保険料(自動車保険料)

ざっと上げただけでも
これだけあります。

さらに、故障や事故などが
あればもっと支出が増えますね。

 

これらの費用がなくなるだけでも
高齢になってからの生活費、
大きな違いがあります。

 

まとめ

 

高齢ドライバーによる
事故が多発する現代。

誰しも自分はそうならない、と
思っているはずです。

起こしたくて事故を起こす人なんて
いませんよね。

 

でも、現実に事故は
増え続けています。

 

巻き込まれた方は、もちろんですが
事故を起こされた方、
そのご家族も心情を思うと
いたたまれません…。

 

私自身も今は車がない生活は
考えられません。

この記事を読まれている方も
多くはそうなのではないでしょうか?

 

でも、いつまでも今と変わらず
運転できる訳ではありませんよね。

 

自分自身が加害者になる前に、
また、被害者になる前に、
こんなリスクもあることを
しっかり覚えておきましょう。

 

あなたは、何歳まで運転しますか?

 

【参考リンク】
高齢運転者支援サイト
運転免許自主返納者サポート事業(静岡県)