終活に関する調査で感じた3つのこと

こんにちは。
May's + 海野です。

 

昨日、とっても興味深い記事を見つけました！

出展元：楽天インサイト株式会社

 

こちらの調査は
全国の20歳〜69歳までの
男女1000人を対象に
行われたものです。

 

内容を読み進めるほどに
新たな発見もありました。

 

その中からポイントを
いくつかピックアップして
私自身が感じたこと、
考えさせられたことなどを
お話していきますね。

 

 

 

 

終活の意向があるか？の
問いに対しては、

✅20代…37.6%（昨年比＋6.6%）
✅30代…46.0%（昨年比＋9.7%）
✅40代…35.4%（昨年比ー4.4%）
✅50代…39.6%（昨年比ー0.7%）
✅60代…43.2%（昨年比ー2.0%）

 

この数字は正直驚きました。

終活への意向が一番高いのが30代！
しかも、若い年代の方が
昨年よりもポイントが高いのです。

 

なぜ終活をしたいのか、
その理由の上位を占めたのが

✅家族に迷惑をかけたくない
✅病気や怪我、介護生活になった時の備え
✅自分の人生の終わりは自分で決めたい

というものです。

 

特に、私が注目したものは
3番目の回答。

こちらは20代・30代女性の
回答のトップでした。

 

まだまだ、これからの人生で
多くの変化が起こるであろう年代
だからこその回答なのかな？と
感じました。

 

若い年代の方も
きちんと考えていらっしゃる方が
多いという新発見であったと同時に
その方々へ向けた良きアドバイスとは？

改めて考えさせられました。

 

 

 

 

終活でやっておきたいことは？
という問いに対する回答です。

 

✅財産管理…62.5%
✅家の中の荷物整理…55.8%
✅エンディングノートなどの作成…43.2%

 

これらはある意味、鉄板ですね。
なぜなら、終活においては
どれも非常に大切なことですから。

 

いずれも、まずは現状把握からです。
今の状況をきちんと把握してください。

 

預金も投資も所有不動産も。
かけている保険もそうですね。
どこにどれだけのものを
所有しているのか？

毎月、生活費として
いくらかかっているのか？
口座からはどれくらい
引き落とされているのか？

 

結構いらっしゃるんですよ。
「よくわからない」という方。
自分のことなのに。

 

現状把握ができたら
次のステップは
将来どうしたいか？
どうなっていたいか？　です。

 

そうすると、自然とわかってきます。
では、どうすればいいのか？
ということが。

 

場合によっては
最初のステップと2番目のステップが
入れ替わることもあります。

 

まず、将来の希望。
今はどのような状況？
そこにギャップや課題点が見つかったら
どうすれば良いのか
具体的に考えることができます。

 

 

 

 

終活の意向がある方に対して
不安は何か？
そんな問いに対しての回答です。

 

✅何から手をつけていいかわからない…36.0%
✅特に不安はない…28.8%
✅自分の死後に希望通り物事が進むか…24.8%

 

上位はこのような回答となっていました。

 

私が注目したのは
上位には入っていないものの
相談できる相手がいない
という回答です。

こちらは昨年の調査と比較して
最もポイントがアップしています。

困った時に気軽に
相談できる相手がいないのは
ますます不安を増長させますよね。

 

何から手をつければいいのかわからない、
かといって、誰に相談すればいいのかも
わからない…。
だから、何もしない（できない）

 

これでは、いつまでたっても
ご自身の希望する将来は
やってきません。

 

行政機関（役所など）でも
専門家の無料相談会でも
どこでもいいんです。

 

まずは、一歩を踏み出しましょう！
動かなければ先には進めませんよね。

 

 

 

今回の楽天インサイト様の
調査結果を見つけられたのは
私にとって非常に有益でした。

 

終活アドバイザーとして
また、FP（ファイナンシャルプランナー）として
もっともっとお役に立てることがたくさんあると
実感することができたのですから。

 

あなたは、ご覧になられて
いかがでしたか？

 

共感された方、
自分とは少し違うかな？と
思われた方、色々かと思います。

 

それぞれの年代ごとに
きっと、将来の描き方も
不安に思う要素も違うはずです。

 

個々の思い、考え方に
寄り添うことを大切にしながら
良い方法をお伝えできるように
ますます頑張らなくては！ と、
強く感じることができました。

 

日々是精進！！　です。