病というリスク、どう考えますか?

こんにちは。
May's + 海野です。

今日は、突然重いタイトルですが
いざ、あなたやご家族が命に関わるような
病気を宣告されるリスクについて
お話しようと思います。

ちょうど、今朝も演出家の宮本亜門さんが
自身のツイッターでがん告白を
されましたね。

検査・治療の選択肢

例えとして正しいかはわかりませんが
私自身もこれまでの経験で公私ともに
「がん」とは多少の関りを持ってきましたので
体験談も交えてのお話です。

なんだか、最近体の調子が良くないな…
会社の健康診断で要再検査になった…

など、様々な理由で病院を受診します。

そこで、お医者様からこんな事を
言われたら…。

「どうも、何か怪しい影が見えます。
詳しい検査をした方がいいですね…」

さて、あなたならどうしますか?

はい。
勿論きちんと検査を受けて
自分が何の病気かを知り、
治療が必要であれば、治療してもらって
元気な体に戻したいですよね。

例えば、それが「がん」の
疑いであったとしたら
診断の前にいくつもの
検査を受けることになります。

中には、苦しさや痛みなど
辛さを伴う検査も当然あります。

治療の選択肢も
・外科的治療(手術)
・内科的治療(投薬)
・放射線治療

などが代表的な治療法でしょうか。

ですが…

『なにもしない』という
治療法もありだと、私は思っています。

特に、高齢の患者さんの場合
進行がゆっくりであること、
体力的なことや
積極的治療をすることの
メリット・デメリットを考慮し
あえて、なにもしないという
選択をする場合もあります。

我が家のエピソード

実は、私の父も
がん(正確には疑い…ですが)を
抱えています。

大腿骨骨折で入院・手術をした際に
主治医から告げられましたが
本人は、その事実を知りません。

なぜなら、父は自分が何かの病気であっても
一切の検査・治療を拒否していたからです。
病名を伏せてのドクターの説得にも
家族の説得にも全く聞く耳持たず…でした。

自分の年齢的なことも、
勿論あったかと思います。

ただ、それよりも
検査・治療を受けることで
「食べられない」
「動けない」
などの、制限を受けることが
何より嫌だったのでしょう。

昔から頑固一徹な父親ですから
説得しても意思が変わらないことは
娘たちもよくわかっていましたし
それが父の希望であるなら…と、
この結論に至ったのです。

この選択が正しかったのか
間違いだったのか…

それは今でもわかりません。

でも、今、父は
足は不自由ながらも
普通に食事をし、
好きなテレビ番組を楽しみ、
時々、文句を言いながらも(笑)
しっかり生きています。

病というリスクへの備え

さて、我が家のエピソードは
これくらいにしまして…。

病気というのは
紛れもなく、セカンドライフにおける
大きなリスクとなりますよね。

ライフプランを考える中で
こういったリスクへの備えも
大切なことです。

先ほど、がんを一つの例えと
しましたが、
治療法の一つに
「最先端医療」というものがあります。

代表的なものは
・陽子線治療
・重粒子線治療
などがあります。

最近では、免疫療法と呼ばれるものが
「第4のがん治療」とされています。

いずれの治療法も
保険適応・適応外と様々です。

もし、自己負担となる治療法を
選択した場合には、
金銭的な負担が大きなものとなります。

ご自身が、これからの
ライフプランを考えたときに
このようなリスクをどう考えるかによって
備えも変わってきます。

よく言われる
「保険の見直し」も
そういった意味も含んでいます。

老後の生活設計において
必要以上に多くの保険に入っていませんか?

ご自身の希望に則した
補償内容の保険ですか?

私は、FP(ファイナンシャルプランナー)
ですが、「保険を売る人」では
ありません(笑)

ご自身できちんと見直しができる、
あるいは、信頼できる保険代理店さんがいる、
という方は、ぜひ見直しをお勧めします。

もし、少しでも心配なことがあるようなら
決してそのままにせず、
一度、お気軽にご相談くださいね。

 

ご自身の、病というリスク。
改めて考えてみてはいかがでしょうか。